牛肉より怖い鶏肉

2011.04.01

「私、赤身の肉は食べないの。食べるのは鶏肉だけ」なんて気取ったセリフをよく聞くけど、もうわかったでしょう。鶏肉も牛肉や豚肉と同じで、体に悪いってこと。それどころか、もっと悪いかもしれないわ。『American Journal of Epidemiology(米国疫学雑誌)』によると、鶏肉(と魚)を食べることが結腸がんに関係しているらしいから。六年間にわたって三万二千人もの男女の食習慣を調査し、その後六年の発がん例を調べた結果、「ふだん赤身の肉を避け、白身の肉を食べる回数が一週間に一回未満の人が結腸がんにかかるリスクは、まったく肉を食べない人より五五パーセント高い。少なくとも週に一回以上白身の肉を食べる人は、三倍以上のリスクがある」ことがわかったそうよ。国立がん研究所の研究員は、焼いた鶏肉には、動物性たんぱく質を熱したときに発生する発がん性物質の複素環アミンが大量に含まれていることを発見したの。なんと一グラム中四八〇ナノグラムの複素環アミンが検出されたわ。これって牛肉の一五倍よ。政府が食べ物の安全性を保っているから安心、なんて大間違い。インフルエンザのニュースは流れては消えるけど、この病気はすごく深刻で、鶏たちに大流行しかねないわ。米国学術研究会議(NRC)の調査によると、ある鶏肉処理工場の九〇パーセントの鶏がサルモネラ症を発症したそうよ。九〇パーセントよ!めちゃくちゃよね。
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