カタログショッピング、テレビショッピング、インターネットショッピング。アラジンの魔法のランプのごとく、白宅にいながら、はたまた散歩の途中に、携帯電話やノートパソコンからでも、自分の欲しいものを手に入れることが可能な時代となりました。テレビの多チャンネル化で1日中ショッピンク情報を流すチャンネルさえ出現し、これでもかと私たちの物欲を刺激し続けてくれます。もちろん、宝飾品もさまざまなものが売り出されています。どの通信販売も「宇和島養殖業者全面協力で実現!本真珠ネックレス3万9800円」「鉱山直接買い付け!ビルマルビー1ctプラチナリング9万8000円」「20周年記念今回限り!10個限定プラチナ1ctダイヤモンドネックレス19万8000円!」などと、強烈なキャッチコピーで訴えかけてきます。実は私も通販おたくで、真夜中のテレビショッピングやカタログを見るのが大好きで、健康器具や洗剤、ハイテク製品を、好奇心とストレス解消の大儀名分のもと、しばしば購入します。宝飾品の中にも、私たちプロが見ても確かに「安い!」とうなるものが、100件中1件くらいはあります。その内容は、ほとんどが貴金属製品で、イタリア製ネックレスや喜平のブレスレット、ネックレスが大半です。宝石の入ったものは、テレビや雑誌では品質も評価できませんし、デザインで周囲を飾った脇石のダイヤモンドがA級か、はたまた工業用に近いダイヤモンドかも判別できません。仕事柄、無駄を承知で年に数回、通信販売で宝飾品を購入しますが、インターネットでは時折、買って良かったと思える商品にめぐり会うこともありますが、他の通販では、失敗の連続で研究材料として活用する以外に方法はありません。