日本人の住まいは兎小屋か

2011.12.30

しばらく前に、さる外国人が日本の家を見て、「日本人の住まいは兎小屋のようだ」と言ったということが伝えられました。この言葉を聞いた日本人の反応は、こうだったと思います。「やっぱりそうか。日本は先進国の仲間入りをしたが、住まいのレベルはまだまだお粗末なのだ」しかしこの住まいのレベルの低さとは、具体的には何を指すのでしょうか。家の質ということもむろんあるはずですが、最も端的に見えるものとしては、やはり家の広さを意味するのでしょう。

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小さいということです。この外国人が、日本人の家の相当数を家の中にまで立ち入って見たとは思えません。たぶん通りすがりの乗り物の中から、町や家を眺めての感想だと思います。「小さな家がたくさん建っているなあ、兎小屋を見ているような気がする」アメリカの家はたしかに大きく、平均的に見て七〇坪ほどあります。これは世界の住まいとして見れば特殊です。