世間体を気にする自主性のない親は、子どもは伸びない

2011.07.21

世間体を気にして、自分の子どもの欠点や弱点を正直に塾の先生にいわない親は多いものです。表面的にはハイハイといって相手に合わせていても、心の中では別のことを思っている人もいます。しかるとき、「ほら、そんなことをしていると○○さんにしかられますよ」といっている母親をよく見かけます。○○には「おまわりさん」や「おじさん」や「おばさん」や「先生」が入ります。つまりなぜそのようなことをしてはいけないか、ということをわからせてしかるのではなく、他人の権威を借りてきて、子どもをしかるのです。「世間に対してみっともない」「自分(母親)が世問の笑い者になる」といって、世間体を気にする自主性のない親は、まず子どもの教育にも失敗します。塾を利用するのも上手に見えていて、実はとても下手な人達なのです。世間体を気にする人とは、気づかないうちに少しずつ「うそ」を他人に対してついていることでもあるのです。このようなタイプの親は、個人面談で進路指導をするとき、学校の先生も塾の先生も、とても困ってしまいます。さらに塾に対しては、学校の本当の成績を報告しようとせず、大切なことはうまくはぐらかしてしまうので、受験指導をしようとしてもきちんとしたものができない状態になってしまいます。わが子が「できない」と思われるのが恥ずかしいと思ったり、学力は低いのに見えを張って高望みをしたりします。子どももどこかすねたところがあったりする場合が多く、成績も伸びません。以上どのようなタイプの親の子が伸びるか、逆に伸びないかを見てきましたが、はからずも、伸びるタイプの親は3つ、伸びないタイプの親は7つになってしまいました。このことは、現在のところ塾を上手に利用している親(家庭)が少ないことを示しているのではないでしょうか。そうならないよう逆の行動をとるように心掛ければ、塾を利用して成功するに違いありません。塾を上手に利用できるかできないかは、半分は子どもの責任、あとの半分は親の責任といってもよいと思います。

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